人も自動車もこの橋を渡っていく。四万十川の向こうに高瀬地区・・慣れるまでちょっとスリル。ところが岸から離れると別世界が待っている・・河の流れに身を任せ誰そ彼の銀盤を滑る船を見ていた・・上流からするすると降りてきた船は沈下橋にぶつからず、頭から潜り抜けた・ ...
カテゴリ: 自然(風景編)
夜明けの水鏡
朝の光 すずやかに覚えて窓を開け 緑のかほり吸い寄せてみるおおっ!水田が素晴らしい・・はやるつま先が靴よりスリッパをまさぐる・・水鏡の淵なぞるほどに伸びる影覗き込み・・背中のぬくもり陽の上る気配夜明けに働くひと すみませんがもすこし景色で居て下さいね水鏡は ...
君は鼻息を感じたか
春雨のなか田起こし池の栓抜き今年も牛のいない代掻きが始まったたしかに泥の中 のっしのし力強い鼻息が温かかった 50年前君は牛の息に触れたことがあるだろうかやさしい眼が人を傷つけないよしいたげないよと言った縄で縛られているのに忘れられない ...
いざっ清流
なにげに普通にあるいにしえからの水辺・・ ふと魂ごと吸い込まれそうに・・ 鏡・・水鏡は映してくれる・・ 果たしてひとのすがたは美しく映るのだろうか・・ 鏡よ鏡よ鏡さん世界で一番美しいのはだあれ? 浸かって抱きしめたくなる碧・・ だれかが返してく ...
祠・・湧き出ずる水
ごうごうと轟音がする・・姿が見たい・・木々の暗がり・・ひんやりとした風・・足元の石を踏みしめ・・とっ!見えた。すごいしぶき・・ 流れに近づくと空から細かい飛沫が・・ マイナスイオンとやらを浴びることができるのだろうかこんな高いところからなぜ水が吹き出すの ...