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ポリテクセンターで受けた講義の一コマ・・大切なことを目の当たりに・・
私達は造ることをするが、壊し方、壊れ方については稀にしか見ることがない。ましてや最近定番となってきた構法の建物がどう壊れていくのか・・

これは構造用合板を軸組みにビス打ちした耐力壁を倒していきどこがどう壊れていくのか見るものだ。
ビスが釘になる場合、Z金物釘をN釘に変えた場合も違ってくる。

筋交いと違うのは合板の場合は回転することだ。全体に回転し四隅が大きく動くため、釘打ち間隔を必要以上に守ることが重要・・
実際の施工に携わる者の感覚も研ぎ澄まされないと良質な建築になっていかないと・・

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ラチスパネルは近年開発されたものでさまざまな知恵が含まれている・・
御神輿のように大勢の手でかつぐと一人二人手が離れているときがあっても大勢に影響がないような

交差する板の面は強く面全体として変形しにくいため、合板の場合のように回転して四隅の変位が大きくなり、交番荷重の揺れとともに釘打ち部分をちぎっていく。
板一枚はうすいのでへりの部分は割裂して釘が残りやすい。

新築時もそうだし、リフォームにおいても、力がどのように掛かるかを把握して、その建物ごとに重要なポイントに手当や力点を置いておくことが品質の確保、向上につながることを教えられた。見えないものを見せて頂いたことに感謝申し上げたい。(建築士会・ポリテクセンター・県試験場・久万高原町ラチス等関係様)