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ややっ!あやしい怪しいぞ。朝鮮からロケットが飛来したっちゅう・・なまぬるい空気を突き刺して天空に立ち上る白煙とは・・


今日はやけに空が忙しい。てか・・地面じゃ真っ赤な消防車が闊歩している・・


 むらからむらに続く川縁にゆくと・・土手に群がる村びとたちが真っ赤な火を放ち、燃え盛る炎はもうもうと白い煙を吐き・・瞬く間に黒い炭に変わってゆく 土手焼き・・



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 背高泡立ち草の種よ燃えてくれ、まとわりつく蔓よちぎれて、害虫よ死んでくれ・・



と、枯草に動くものが撥ねて火炎間際に着地・・一瞬に黄土色のバッタを手ですくい、田の中に撒いた・・


空中でバッタは翅をフル回転して火難から逃れていった・・


なんだかほっとした・・バッタをバックハンドにふり払った腕の感触が残った・・



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何が害虫か?・・あんたを見ていると生きていてもらいたくなる。


昨日日本ウナギが絶滅危惧種Ⅱとかになったとか・・ウナギからすればひとは地球上で最大の危険危惧種と数えているかもな^^!



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ととっ! ジョウズ!・・顎の歯か~・・


帰り道の小川・・石垣に水が吸い込まれていく違和感とウナギや魚が住処にできる大穴の期待感・・ばかな^^!



先人の造り残した治水装置は本物の石積み・・


大水に足元をさらわれている・・こんなことの積み重ねなんだきっと人生は・・一朝一夕に世の中便利にできていかない・・



まさに俺が今立っている地面ってやつは・・


その上下に積み重ねられた仕事の上に生かされている・・



有難いことに、その恩恵を賜ってもそれほど気にすることもなく・・世の中の旨く無い都合を批判はするけれど・・



無神経ながら今まで過ごしてこれたのは奇跡?・・


おそらくはまだ死んでいない幸運というべきか・・!



生きられるか、これからも必要とされて生きていけるのか・・


一生懸命自分の運命を試しながら生きていく・・



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ふと死にかけた時、天から救いの手に掬われて、生きるほうに投げられたことが何度あったろう。気が付けば生きているような・・



俺もあのバッタもおんなじだと実感するどて焼きの昼下がり・・


どこかで生きてくれ!バッタちゃん♪