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「おはようございます。」道端の男性に声を掛けた。


「丸々さんではないですか?」・・「うん、ここに住んどんさったが、下に降りさった、3年ほど前に。」・・



後ろを振り向くと、真っ青な海と輝くような天守閣が飛び込んできた。


「ここは、いい眺めですね。」「うん、いいやろ~♪」



海が、宇和島城が、天守がそれぞれ必然に思える光景・・


どうか海よ、いつまでも鎮まっていてほしい。そう、お願いしたくなる程美しい海に浮かんでいる・・



これが宇和島という風景のひとつかもしれない・・