とりぶすまと聞いて鬼瓦をイメージできるだろうか。
鬼北町は日吉により近い小松地区の信号のたもと・・
前に完成した戸田邸の屋根が目に飛び込んできた
明星ヶ丘の帰り道、雨の中で撮ってみた^^!
大屋根の鬼瓦に長い髷のようなものが空に向かって伸びている。
これをとりぶすまという。(木製建具のふすまではない)
横綱のちょんまげのようでもあり、落ち着きが感じられる。
増水した川を渡り対面の橋の上から撮ってみると
まるで平屋のようにみえる・・
大屋根を貫通する左右の小屋根にも、とりぶすまが載っており、棟の端部をせり上がり勾配をつけて納めている効果が感じられる。この長い棟の、のし瓦の一つ一つにくさびをかましてレベルを変えていき、仕上げた職人の真剣さに頭が下がります♪