埼玉県上尾市で「木組みの技術」の座学が始まった・・
写真左、松井郁夫先生。右、宮越喜彦先生・・
巨大な大黒柱・・
実際に、森林伐採ツアーで建て主さまがチエーンソーをふるった木を山で葉枯らしにし、柱、梁に使っている。
左の大黒柱に対して、右の小黒柱もたいそう大きく重量感がある。
2階を見上げると俊敏な大工さん・・床張りがどんどん進んでいく・・
大黒が2階の梁下まで伸びて、交差する梁たちが、あたかも森の中で大きく腕を広げているようだ。
そうだ、この家は「町に森を建設する」のがテーマなのだ・・
外部を下から見上げても、まさに木に覆われている・・
そして、ほとんど金属の姿にお目にかからないのだ。
私たちは、本物の「木組みの家」を求めて、ここにやってきた。
日本建築の伝統構法を継承しつつ、未来のあるべき木の家の姿を、本質から学ぶ必要がある。
中央に手を伸ばしてご指導頂いているのは小林一元先生。
上尾の家の設計者、宮越先生。
構造模型に意匠模型
惜しげもなく貴重な図面を提供され、じっくりと問答を重ねる実践ツアーとなった。皆さまに感謝・・