愛媛県の気候風土といえば、山間部では雨が多いことが特徴的です。雪や暴風の影響もあるけれど、まず窓には庇が欲しい。
洋風建築もそのスタイルに日本の天気事情を加味した設計が好ましいと思われます。
外壁に直射日光を遮るため室内温度上昇を抑え、壁面の耐久性も増してくれる、一石二鳥の庇なのだと思う。冬場は太陽高度が低くなり、室内の奥まで日光が到達する。陽だまりの嬉しさ。
太陽を取り入れるところと遮断する壁。収納部分・・そんな室内環境を自覚して、人にちょうどいい宇宙空間を取り入れたいのです。
視覚的な演出は、なるべく自然体で臨みたい・・
18畳のリビングダイニングを支えてくれている古材。
どう仕上げていくのか、まだまだ難問が山積している。
愛媛県北宇和郡鬼北町大字小松;三島地区とも言ってます。
安全で、確実な技術による仕事が最も大切と考えます。
想像力を細部にも働かせたいデスネ・・・