現代を象徴するマンションを背景に、竹中大工道具館は存在する。




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7世紀に建立された法隆寺金堂の柱の再現。
太古の昔にこのような技術が存在する驚き!

果たして、その道具とは・・・?



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古墳時代。4世紀に使われた鑿、 5世紀の鉄斧。





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縄文時代、高床式住居のころの道具を復元。




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この頃までに相当な木造建築の歴史があると思われるが
道具は腐って土の中だったり・・・

2、3世紀以前のものが希求されている?
もし掘り当てても、大事な年代物か、判断がつかない。




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鎌倉時代。13世紀頃の墨壺。当時かんなといえば「やりがんな」
今の台付き鉋(かんな)が常識ではないところが面白い。


左上の「ちょうな」ではつり飛ばしたあと、槍を両手に表面を
その形なりに滑らかにしていく方法は長い歴史がある。



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左は鎌倉時代の13~14世紀ころ。鋸も丸い「木の葉型鋸」
成が高くなっている室町時代の15~16世紀ころの二丁。




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いろいろあるけれど、今日最も常識はずれに気がついたことは(総理発言もいろいろあるが)
昔の建築道具の主流は、右上の「ちょうな」と、「槍鉋(やりがんな)」だったこと!

昔の人は、ようやりがんな~♫^^
お後がよろしいようで・・・。